令和2年度新入生歓迎の入学行事を開催しました

2020年4月1日

 

新入生の皆様、ご入学おめでとうございます。

 

学部生289名、転・編入学生21名、大学院生5名の合計315名が新たに芦屋大学・芦屋大学大学院の一員となりました。

新型コロナウイルス感染拡大の防止及び皆様の安全管理の観点から、誠に遺憾ではありますが、入学式典を中止し、各学科・大学院に分かれ、入学行事を開催いたしました。 

 

開式前に西光副学長より、この度の対応の説明を行い、各学科にて入学行事が開催されました。

比嘉学長式辞の映像メッセージのあと、新入生代表宣誓の映像と在学生代表による歓迎の辞の映像を流し、臨床教育学部 杉島学部長の式辞・経営教育学部 藤本学部長の式辞が各学部において贈られ、また大学院では三羽研究科長より式辞が贈られました。

短時間ではありましたが、入学行事が開催でき、新入生の笑顔も多く見られました。困難な状況が続いていますが、新入生を迎え、今後はさらに教職員が全面的に協力して、前向きに進んで行きたいと思います。

新学期の日常が一日でも早く戻りますようにと願います。新入生の皆様も、大学生活の始まりに向け、自身の目標を考え、体調に留意しながら準備を整えてください。

 

比嘉学長 式辞映像はこちら(内容は下記記載)

臨床教育学部 杉島学部長 式辞はこちら

経営教育学部 藤本学部長 式辞はこちら

  • 芦屋大学 比嘉学長式辞
  • 芦屋大学 西光副学長挨拶

令和2年度 芦屋大学・芦屋大学大学院 入学行事 式辞

新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今、喜びと同時に新生活への期待と少しの不安が入り混じる心境で入学式に臨んでいるのではないでしょうか。

 本学の建学の精神は、創設者の福山重一先生が唱えた「人それぞれに天職に生きる」です。今日、入学を迎えスタートラインに立った皆さんへ、本学には「なりたい」を見つけ叶える仕組みがこの4年間に無数にあることを伝えたいと思います。卒業する時には、それぞれの天職に繋がり、「芦屋大学・芦屋大学院に来てよかった」と感じてもらえるよう、学長としても、教職員と一丸になってサポートする決意です。

 卒業生は、様々な職種、幅広いフィールドで、それぞれの天職に生き、活躍し社会に貢献しています。皆さんも天職を見つけるため、積極的に学び、教養を身につけ、自分で考え行動をして自分の道を切り拓いてください。問題点があれば、避けるのではなく、原因を見つけ試行錯誤しながら解決していくことが、自分らしい人生を生きる土台になります。さらに、いい仲間を沢山つくり、互いに共感し、論議することで、人間力に磨きがかかります。

また、先人、つまり師に学ぶことも忘れないでください。講義で教養を学ぶだけでなく、先生方の生き様からヒントを得て、皆さんの生きる力にしてください。本学にも面倒見のいい優秀な教職員がたくさんいます。どんな些細な事でも相談してみてください。きっと力になります。

もう一つ、本を沢山読むことを勧めたいと思います。最近読んだ本で感動したのは、齋藤孝氏の「読書する人だけがたどり着ける場所」という本です。読書で本物の教養が身に就き、思考力、認識力が鍛えられ、人生に深みが増すと語っています。私自身の過去にも、読書で身につけた判断力で、人生の危機を4度救われました。

最終的には、それぞれの目標に向かい、失敗しながらも「挑戦」を続け、諦めずにコツコツと地道にやり続けることが、人生の成功に結びつきます。

結びに、私の好きな言葉を贈ります。『人の能力には限りがない。人はどこからでも変われる。人は輝くために生まれてきた。』という言葉です。

今日から、教職員がみんなで君たちのそれぞれの夢を達成するため応援をします。頑張ってください。

 新入生の皆さん、芦屋大学の学生・大学院生になったことを誇りに持ち、それぞれの魅力で自分らしく、笑顔で学生生活を送ってください。

 以上をもって、お祝いの言葉とします。

 令和2年4月1日    芦屋大学 学長 比嘉 悟