院生の声

院生の声

教育学専攻 博士前期課程

T・Nさん

研究テーマ

映画<ブラックスワン>を通して観る自我崩壊に関する一考察

私は小学生の頃からバレエを続けており、芦屋大学でもバレエコースに所属しておりました。人間の心理についてかねてより興味があり深く学んでみたいと思っていたこともあり、芦屋大学大学院修士課程への進学を決めました。
論文研究という新たな学びは大変ですが、様々な人と関わり新たな考え方を発見することは自分の視野や考え方も広がったように感じています。
私の研究テーマは「映画<ブラックスワン>を通して観る自我崩壊に関する一考察」です。純真な白鳥と官能的な国鳥の二役を演じる主人公の精神的な破滅へのぷろっせすを精神分析的に探究し、人間の健康な心理的有り様について考察を深めるつもりです。丁寧できめ細かな指導のもとで進んでいます。
芦屋大学大学院の授業は、先生方が学生の視点を大事にされ、専門的で深い内容でありながらあっとほむな雰囲気で楽しく学ぶことができます。

教育学専攻 博士後期課程

N・Yさん

研究テーマ

小学校特別支援学級におけるポジティブ行動支援に関する校内研修の効果についての研究

私は、行動面に課題のある子どもたちを担任する特別支援学級の先生方を対象とした、校内で実施可能な教員研修の開発と、その効果を検討する研究をしています。芦屋大学の先生方は温和で人間的な魅力にあふれています。博士後期課程は、ご担当の先生から指導を受けながら、地道に研究を進めていくことが中心になります。研究の進め方や学会誌への投稿、博士論文の執筆など、相談もしやすく、仕事との両立に配慮いただきながら学修を進めています。また、臨床に関わっている子どもの支援についてのスーパービジョンや海外の特別な教育的ニーズの動向など、貴重なご示唆も多くいただいています。博士後期課程の学生には、研究に係る費用の補助や年2回発行される芦屋大学論叢に投稿する機会もあり、研究の推進やその成果を発表するための手厚い仕組みがあります。ご関心のある方は、まずは個別相談を受けてみてはいかがでしょうか。ぜひ、一緒に学びましょう。

教育学研究科 技術教育専攻

S・Mさん

研究テーマ

技術・家庭科の教科書研究

芦屋女子短期大学で家庭科二種免許状を取得し、その後公立中学校で家庭科教員とし勤務。結婚・出産をし、私立高等学校で家庭科教員として勤務していました。
家庭科教育では、近年の家庭環境問題における教科書の配慮について疑問をもち、その課題に取り組みたいと思い社会人の経験があったので、飛び級という形で芦屋大学大学院の修士課程に入学いたしました。
先生方をはじめ、周りの方々の配慮やサポートにより、子育てをしながらでも日々楽しく勉学に励めております。柔軟に対応してくださるので安心して学べるのも、芦屋大学大学院の強みだと思います。
技術科教育専攻で技術科の免許状を取得することにより、教育現場に復帰した後により深い知識で、良い授業ができるのではないかと考えております。

教育学研究科 技術教育専攻

R・Kさん

研究テーマ

中学校技術科におけるプログラミング教材の一試案

私は昨年、中学校の教員として働いていました。その経験の中で生徒の学習意欲が強化によって違うことに気付きました。
「技術科」では、普段の生活に活かすことのできる学習内容や「ものづくり」の素晴らしさがあり、私も「技術科」を通して生徒の成長を促していきたいと考え、兵庫県内の大学では歴史のある本学で取得可能な「技術科」に焦点を当て、大学院へ進学しました。先生方や同じ志を抱いた学生と共に日々学んでいます。
研究では情報・プログラミングなどの教材作成とその一試案として研究していきたいと考えています。現在中学校ではタブレット端末を利用して授業を行っている学校も多いことから、必要な能力の一つとして考えられます。この単元に苦手意識のある生徒に、少しでも“楽しい・興味がある”と思ってもらえるような教材を作ることで、生徒の学習意欲の向上や、学習効果につながると考えています。