初等教育コース
深い知識と専門性を備え、子どもの心を理解する小学校・特別支援学校の教員に
- 取得可能な
資格・免許状 -
- 小学校教諭一種免許状
- 特別支援学校教諭一種免許状
- 幼稚園教諭一種免許状
- 児童指導者任用資格
- 初級障がい者スポーツ指導員資格
初等教育コースのポイント
POINT1小学校・特別支援学校教員を目指す
公立の小学校・特別支援学校の教員を目指すコースです。
少人数制のメリットを最大限に活かし、単に教員免許状を取得するだけでなく、模擬授業や子どもへの関わり方など、教員としてのスキルや専門性を高める授業を行い、学校現場で即戦力となり活躍できる人材を目指しています。
特別支援学校教員の養成では、主に3つの領域(知的障害・肢体不自由・病弱)について専門的に学び、観察実習やボランティアなどの経験を通じて現場に触れる教育活動を行っています。
また、教員採用試験に向けたきめ細かな情報提供や対策講座・集中講座を実施するとともに、丁寧な個別指導を行っています。
教育委員会の人から採用試験の説明・卒業生から合格の秘訣を聞くことができます。
POINT2
教育現場の体験を通して学ぶ
2年次授業「学校インターンシップ」では、芦屋市立の小学校で毎週2時間、授業を観察したり実際に子どもたちを支援したりしながら先生の仕事を模擬体験し進路決定に役立てています。このほか、授業や5日間の宿泊活動(自然学校)、放課後などに子どもたちをサポートする学校ボランティア活動が体験できます。
■トリプルライセンス同時取得が可能
小学校の教員免許状を中心に、特別支援学校・幼稚園の教員免許状を加え、4年間で最大3つの教員免許状取得を目指す事ができます。
※トリプル免許取得に関しては一定の条件が必要になります。
※特別支援学校教諭一種免許状については、履修状況その他により4年間で免許状が履修できない場合があります。
■特別支援学校の教員に必要な教員免許状
特別支援学校教諭一種免許状を取得するには、幼稚園、小学校、中学校または高等学校教諭の免許状が必要です。本学児童教育学科では、小学校と特別支援学校教諭の免許状を併せて修得することを推奨しています。
■教員採用試験における加点措置
特別支援学校教諭の免許状を取得していると、小学校などの教員採用試験において加点対象となる自治体が近年増加しています。
小学校内の特別支援学級など、活躍の場が広がっています。
4年間の流れと主要科目
実践的な学びの中で、子どもの声を的確にキャッチし、適切な指導や支援ができる教員を養成します。
※幼稚園教諭一種免許状に関する科目は、幼児教育コースのページでご覧ください。取得する免許状の組み合わせによって、実習の時期が変更になる場合があります。
1年次 | |
---|---|
小学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
特別支援 学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
専門演習・ 実習 |
|
2年次 | |
---|---|
小学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
特別支援 学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
専門演習・ 実習 |
|
3年次 | |
---|---|
小学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
特別支援 学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
専門演習・ 実習 |
|
4年次 | |
---|---|
小学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
特別支援 学校教諭 一種免許状に 関する科目 |
|
専門演習・ 実習 |
|
Pickup class
【 初等教科教育法Ⅲ(算数) 】
3年 S・Sさん
大阪府立泉北高等学校出身
少人数制の授業で手厚い指導があることに惹かれ、芦屋大学への進学を決めました。
クラスメイトとは小学校教諭を目指す人が多くてみんな仲良し。授業や模擬授業を通して意見交換するほか、それぞれの考えを知ることで、学びが深まっています。
「初等教科教育法Ⅱ(算数)」は、子どもたちへの算数の指導法を学ぶ授業。教職教育の知識・経験が豊かな先生が丁寧な指導で、教員に求められる資質・能力を備えることができます。初等教育コースは、最大3つの教員免許状が取得可能。私は小学校教諭を目指していますが、小学校・中学校レベルの全ての科目を指導できる力を備えるべく学びを重ねています。
- 専門演習(ゼミ)
令和の教育 -
令和の時代になり教育が大きく変化しています。教育環境面では、小学校・中学校で一人一台のタブレット端末を活用した授業を全国的に展開。子どもたちの「学び」に焦点を当てると、「個別最適な学び」、「協働的な学び」が重視されています。
これからの教員は、ICTを効果的に活用し、主体的・対話的で学びの授業を展開していく必要があります。教員養成大学は、今の時代に対応した資質・能力を兼ね備えた教員の育成が求められています。
ゼミでは、学生が主体的に研究テーマに取り組み、探究した途中経過を毎回、プレゼンテーション発表し、学生同士が意見交流をすることで、楽しみながら研究を深め合っています。