院生の声

院生の声

教育学専攻 博士前期課程

K・Oさん

研究テーマ

感染症が及ぼす心理的影響に関する一考察-特に無気力という感情に着目してー

私は中国から日本で勉強したいと思い、芦屋大学の3年から編入し、今芦屋大学大学院で学んでいる中国からの留学生です。在学中にコロナのために予想していなかった体験をしました。その体験を学問的に深めたいと思い大学院入学を決めました。静かで美しい素晴らしい環境で、優しい大学院の仲間に出会い、丁寧な先生方の指導の下で学問の大切さを感じています。研究は、国や民族に関係なく、災害や感染症など突然の出来事に遭遇したときに誰でもが体験すると思われる「無気力感」について、その心理的な仕組みとトラウマについて探究したいと考えています。私は大学院での学びによって、落ち着いて問題解決できるようになりました。多くの留学生が、私のように芦屋大学大学院で知識や体験を増やす経験ができるように願っています。

教育学専攻博士後期課程

Y・Sさん

研究テーマ

フランクルの哲学思想・ロゴセラピーに関する研究

50歳を過ぎたことから、諦めきれずにいた学問に対する情熱がふつふつと沸き上がり、看護師として働きながら高等教育への道へと進みました。勉強を勧めるうちにフランクルと出会い、導かれるようにライフワークとすることを決意し、修士課程修了後、芦屋大学ア大学院博士後期課程に入学しました。学び始めるには、きっかけというものが必要ですが、遅すぎるということはないということを実感し、新しい気付きや学びが大きな喜びとなっています。先生方の新設で丁寧なサポートに感謝しつつ、混迷を極める現代社会に生きる人びとにフランクルの思想が役立つことを期待し、研究を深めていきたいと考えています。

教育学研究科 技術教育専攻

S・Mさん

研究テーマ

技術・家庭科の教科書研究

芦屋女子短期大学で家庭科二種免許状を取得し、その後公立中学校で家庭科教員とし勤務。結婚・出産をし、私立高等学校で家庭科教員として勤務していました。
家庭科教育では、近年の家庭環境問題における教科書の配慮について疑問をもち、その課題に取り組みたいと思い社会人の経験があったので、飛び級という形で芦屋大学大学院の修士課程に入学いたしました。
先生方をはじめ、周りの方々の配慮やサポートにより、子育てをしながらでも日々楽しく勉学に励めております。柔軟に対応してくださるので安心して学べるのも、芦屋大学大学院の強みだと思います。
技術科教育専攻で技術科の免許状を取得することにより、教育現場に復帰した後により深い知識で、良い授業ができるのではないかと考えております。

教育学研究科 技術教育専攻

R・Kさん

研究テーマ

中学校技術科におけるプログラミング教材の一試案

私は昨年、中学校の教員として働いていました。その経験の中で生徒の学習意欲が強化によって違うことに気付きました。
「技術科」では、普段の生活に活かすことのできる学習内容や「ものづくり」の素晴らしさがあり、私も「技術科」を通して生徒の成長を促していきたいと考え、兵庫県内の大学では歴史のある本学で取得可能な「技術科」に焦点を当て、大学院へ進学しました。先生方や同じ志を抱いた学生と共に日々学んでいます。
研究では情報・プログラミングなどの教材作成とその一試案として研究していきたいと考えています。現在中学校ではタブレット端末を利用して授業を行っている学校も多いことから、必要な能力の一つとして考えられます。この単元に苦手意識のある生徒に、少しでも“楽しい・興味がある”と思ってもらえるような教材を作ることで、生徒の学習意欲の向上や、学習効果につながると考えています。