教育学コース

実際の教育現場で、生徒としっかり向き合える魅力にあふれた教員を育成する。

実際の教育現場で、生徒としっかり向き合える魅力にあふれた教員を育成する。

取得可能な
資格・免許
  • 中学校教諭一種免許(社会科)
  • 高等学校教諭一種免許(公民科)
めざす職業
  • 中学校・高等学校教諭
  • 公務員
  • 教育・医療・福祉関連企業
  • 一般企業
  • 大学院進学

教育学コースのポイント

生徒が社会科を好きになる授業づくり

 

POINT1 生徒が社会科を好きになる授業づくり

実際に生徒に教えるために必要な、社会科に関する様々な知識と、生徒にわかりやすく伝える指導法の研究について取り組んでいます。日本史・外国史などの歴史学をはじめ、地理学・倫理学・宗教学等、社会科の専門家として幅広い知識を身につけ、教材作成や学習指導案の作成、模擬授業などを通して、培った知識を生徒にわかりやすく伝えられる、指導力のある教員養成を目指します。

POINT2

生徒が社会科を好きになる授業づくり

生徒理解・生徒指導・学級経営・進路指導など、勉強を教える教科指導以外の場面であっても、教員には多くの能力が現場で求められています。教育学コースでは、生徒の問題行動や学級経営の問題について取り上げ、個別・集団への指導方法など、生徒指導の基礎となる理論と指導方法について学びます。

POINT3

「専門演習(ゼミ)」で実際の教育現場へ

教員養成の一環として、3年次に「学校訪問(インターンシップ)」を行います。実際の教育現場で働く教員の話を聞くことで、教室の理屈や理論だけでなく「学校現場における教員の日常や本物の空気」を感じ、これまでの「学び」をより実践的・主体的に高めていくことを目的としています。教員志望に対するより強固な意欲・意思を高め、4年次前期の教育実習を受け身ではなく主体的に実施できるようになることを目指します。

 

教員採用試験に向けた対策講座をはじめ、将来の先生を目指す
学生をサポートしています

4年間の流れと主要科目

1年次

基礎教養と語学を学ぶ

大学で大切な基礎教養と英語について学びます。

2年次

中等教育に関する科目を学ぶ

中学校や高等学校の教員になるために必要な教育方法や、関連する法規について学びます。

3年次

教科に関する科目を学ぶ

社会科(中学校)・公民科(高等学校)の授業で必要となる知識と指導方法を身につけます。

4年次

実践的指導力の向上

教育実習を通じて、社会科(中学校)・公民科(高等学校)の教員としての実践能力を高めます。

卒業時達成目標

すべての生徒を笑顔にできる教員へ

社会科(中学校)・公民科(高等学校)の教員を目指します。

注目の授業

教育学概論Ⅱ【中等】

教育は子どもの人生に深く関わる営みですが、教育の現場には多くの課題があるといわれます。教育全般の基礎知識に加えて子どもたちをめぐる諸問題について学ぶことで、より良い教育のあり方を考察することを目指します。

教育行政学

法制度による公教育として実施されている現代の学校教育について学びます。教育の仕組みの理解に必要な、教育行政について動画などを用いて理解を深めます。

中等教科教育法

学校現場では「教師が授業で勝負」という言葉が代々語り継がれており、『授業力』は教員を目指す者にとって欠かせない要素です。学習指導案の作成、模擬授業を通じてホンモノの先生に近づくことを目指します。

教職実践演習

中等教育を取り巻く様々な環境・要員に対する知識の定着を図り、科目指導に関する専門的な知識の獲得を目指します。教員としての使命感や責任感、生徒に対する理解を基本としながら、教育スキルを身につけます。

専門演習(ゼミ)日本文化史研究

かつて『「千と千尋の神隠し』に見る日本的要素』という題目で、卒業論文に取り組んだ学生がいました。作品に日本的要素があると思っただけでは、論文になりません。書籍や文献を読み、自分の考えと比較検討しなければなりません。そのためゼミでは、図書館の利用方法や、資料検索法などについて、はじめに学びます。集めた資料を読解し、発表用のパワーポイントを作成します。ゼミ内で研究発表を行い、最終的に学科や大学全体の卒論プレゼンテーション大会への参加を目指します。
このゼミではこれまでに「現在に継承される神戸戦災の記憶」、「石津太神社を巡る一考察」などで卒業論文に取り組んだ学生がいました。