Ashiya Topics 自動車技術コース(小型モビリティプロジェクト) 経営教育学科⑥

Ashiya Topics は、芦屋大学の様々な取り組みについてご紹介しています。
今回は、経営教育学科 自動車技術コースの小型モビリティプロジェクトをご覧いただきます。


自動車技術コース(小型モビリティプロジェクト)
 経営教育学科 自動車技術コースでは、二級ガソリン自動車整備士資格取得を目標の一つとして、技術や技能を専門的に学ぶ中で人間性を磨いていきます。また、整備士以外であっても、車が好きで自動車業界を目指したいという方は経営の講義をプラスして、整備の専門性のみにとらわれない幅広い知識を身につけることができます。

 2017年には自分たちで設計し、実際に作って学ぶ「小型モビリティプロジェクト」を立ち上げました。授業で学んだ計測や工作、自動車工学に関する知識をアウトプットする場所として、小型モビリティの制作活動を実施しています。また、車両のみにとらわれず、関連する用品として冷却服の開発なども行っています。


 
 プロジェクトで作成する車両は、参加学生同士の討議を元に設計され、単に車を作るだけでなく、教材として活用を前提として再現性をどのように確保するのか、チームとしてモノづくりを行うことの重要性やチームビルディングの手法なども学びます。これにより、専門性に限定されることなく、実社会で求められるコミュニケーション能力の向上を目指しています。


◇取り組みの成果
 小型モビリティプロジェクトの第一期生の一人は、卒業後にプロジェクトでの経験を元にして、今では当たり前になりつつある電動スクーターの開発や販売・保守を先駆けて実施し、山村での重要な移動手段を提供するなどして活躍をしています。
 また、現役プロジェクトメンバーからは、制作作業という学びのアウトプットを通じて、「知識を実際に使える技能として体得できた」という声をいただいています。

◇教員からのメッセージ
 様々な学びは生活に生かしてこそ、初めてその価値を発揮できるようになります。もし、大学進学のためだけに勉強しているのなら大変勿体ないことです。その学びを実生活に役立て、いままでの学びに本当の価値をあたえ、充実した人生を創造するためには、多くのことを経験し、失敗できる環境が不可欠です。芦屋大学にはその土壌があり、小型モビリティプロジェクトにはその環境があります。
 自分が興味を持てる分野で様々なことに挑戦し、新しい可能性を一緒に創造しましょう。


◇担当教員紹介


成瀬 優享 
NARUSE, Masataka
経営教育学部 経営教育学科 講師
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