行動する季節

芦屋大学　カウンセラー　村澤 浩一郎

 

　いよいよ冬の到来を感じさせる季節になりました。

みなさんの勉強やスポーツ、就職活動などの計画を実行する最終コーナーに差しかかりつつありますね。

 

　さて、みなさんの行動計画はいかがですか・・・？

 

　天職を目指して就活を進める方

　部活の大会に向けて練習に励む方

　新たな本を読んでみようとする方

　卒論の準備に余念のない方

 

　色々な計画を立てているかもしれませんね。

 

さて、ここで問題です。人の行動にはきちんとした定義があることをご存じですか。

 

行動・・・？　　え！　考えたことないなぁ・・・

そんな方も多いですよね。

 

実はその定義とは・・・

 

「生きている人が能動的に行う自発的反応」　と言うそうです。

 

何だか当たり前にも、難しそうにも聞こえますよね。

 

　簡単に言うと、皆さんが自分の意思で何かの行動に一歩踏み出してみる、思い切って何かにチャレンジしてみる、この機会に自分の力を試してみる、今しかできないことを実行してみる・・・　こんな能動的なこと全てが行動になります。これができるのは、皆さんは若々しく生きているからなのです。

 

　さらに人の行動は神秘的です。チャレンジして何かを得たり感動したり、ひょっとして違う景色が見えたりすると、みなさんの行動はもっと能動的に変わるのです。ある脳内物質が分泌され、やる気がますます出て無意識に次の目標へ進んでいくことがわかっています。人間って、何と素晴らしい能力を持っているのでしょう！

 

　さあ、いよいよ年間計画総仕上げの季節になりました。新しいことにどんどんチャレンジしてみませんか？　今しかできないことを探してみませんか？　新しい発見を見つけに行きませんか？　そして天職を見つけるために、自分磨きの冬にしてみませんか？

人口減少が社会問題化している今の日本社会は、みなさんの若い力を大いに求めています。

 

　ほっとルーム/カウンセリングルームは、経験豊富なスタッフが、なみなさんの次の行動を積極的に応援します。