社会人のためのバレエ教師課程 ディプロマコース
バレエ教師課程ディプロマコースの特色
このコースはスクーリングと通信教育を併用した2年制の学習方法です。
年4回、各3日間の実技をメインとした授業を本学で行います。2年間のカリキュラムの内容は、バレエ教師に必要とされる科目で構成され、日本の現状とニーズに合わせつつ、なおかつ古典の伝統を継承することに重きを置きます。バレエ教師として大切なツールである教授細目やバレエ理論・舞踊譜はもとよりアカデミックな教育をすべく、舞踊史・解剖学・心理学など座学が充実しています。
また、舞台芸術であるバレエの様々な側面を多角的に捉え、演劇や音楽、そしてコンテンポラリーなどの舞踊様式までカバーし、舞台製作もある「即戦力」コースです。そのほか、卒業後教室を経営する際に必要なマネジメントについての知識も学びます。
2023年9月入学生 スケジュール例(随時変更の可能性あり)
(1年次) 2022年10月、2023年1月、4月、7月 各3日間
(2年次) 2024年10月、2025年1月、4月、7月 各3日間
各スクーリング終了後、通信課題に取り組んでいただきます。
出願資格
2024年9月1日現在で、満20歳以上の者で、下記の条件を満たす者。
- 高等学校を卒業した者、または同等の学力があると認められる者。
- クラシックバレエ経験10年以上の者。
写真2枚
上半身脱帽正面向きで、3ヶ月以内に撮影したもの。(縦4cm×横3cm)写真の裏面に氏名を記入し、1枚を履歴書へ貼付、1枚は同封。
検定料
30,000円
振込先
三井住友銀行豊中支店 普通預金 1331406
学校法人芦屋学園(ガッコウホウジンアシヤガクエン)
(振込手数料はご負担願います)
送付先
〒659-8511
兵庫県芦屋市六麓荘町13番22号 芸術文化センター事務局
- 手書きの場合、書類は黒色ボールペンで記入してください。
選考方法
作文と実技・提出書類により総合的に判断します。DVDでの実技選考も可。(履歴書送付先にDVDを2枚送付すること))
出願期間・試験日程
※2023年度募集は締め切りました。
出願期間 | 面接日 | 合否通知発送日 |
---|---|---|
2024年4月1日(月)~7月31日(月) | 願書着後1か月以内 | 試験終了後1週間以内 |
定員
15名(1学年)
受講料
入学金 | 受講料 | |
---|---|---|
100,000円 | 年額 400,000円 | |
前期 200,000円 | 後期 200,000円 |
カリキュラム(2年コース)
- バレエに関する専門科目:
バレエ実技・教授細目・バレエの為の解剖学・バレエ教授理論・教授実習・BMN舞踊譜と音楽理論など - 舞台製作に関する科目:
舞踊史と基礎知識・キャラクターダンス・プロジェクトスタディ・舞台演技とプロットスタディなど - 教室経営に関する科目:
スクールマネジメント・心理学・アーツマネジメントなど
※スクーリングと通信教育を併用して行います。
ディプロマ授与
全ての必修科目を、筆記または実技試験の上、出席率・レポート提出ともに全体で65%以上の成績を得た者にディプロマ(修了証書 日本語表記1部・英語表記1部)が授与されます。このディプロマはバレエ教師として専門的な教育を受け、課程を修了したことを証明するものとなります。
アクセス
無料の学園バスをご利用ください。バスダイヤはこちらから
学内の無料駐車場もご利用いただけます。
お問い合わせ
講師(一部紹介)
- 芦屋大学 客員准教授
(RBSTCPD, AISTD, RAD Teaching Dip.) - 芦屋バレエアカデミー主宰。英国ロイヤルバレエ学校ダンサーコース、ベジャールのムドラバレエ学校に学ぶ。1994年ロイヤルバレエ学校PDTC教師課程卒。英国インペリアル教師協会のチケッティ及びナショナル教師免許、RAD教師ディプロマ取得。新国立劇場バレエ研修所講師。NPO法人芦屋芸術村監事。
- 芦屋大学 非常勤講師
- 1992年文化庁在外研修員でオーストラリアに派遣、1994年研修先The Australian Balletへ入団。同団ソリストとして国内外の公演で活躍。2002年Melbourne University/Victoria College of the Arts でバレエ指導者免許を取得。2009年よりメルボルン・ナショナルシアターバレエスクールディプロマ校・校長補佐としてプロダンサーの育成指導に従事する。
- 芦屋大学 客員教授
谷桃子バレエ団シニアプリンシパル - 1973年東京新聞主催全国舞踊コンクール第1位文部大臣奨励賞授賞。1978年~79年文化庁派遣在外研修員としてキューバ国立バレエ団、モナコバレエアカデミー留学。プリマバレリーナとして国内外で活躍。東京新聞全国舞踊コンクール審査員、全国鎌倉バレエコンクール審査委員長などを務める。1987年橘秋子優秀賞、1989年服部智恵子賞を受賞。