芦屋大学が「教員免許状更新講習プログラム開発事業委託事業」に採択されました。

文部科学省の「教員免許状更新講習プログラム開発事業委託事業」に、芦屋大学の実施計画が採択されました。(全国 101大学、兵庫県 6大学、大阪府 1大学が採択)これに基づき、芦屋大学は、今年の8月18日から23日まで、「教育の最新事情:ひとりひとりの児童・生徒と向き合う教育(授業・生徒指導)」と題する講習会を開きます。

この講習は、教育職員免許法の改正により10年間の有効期限を更新するためのもので、文部科学大臣の認定を受けて本学が開設するものです。教員として必要な資質や能力が保持されるよう、定期的に最新の知識・技能を身につけることを目的としています。

本学は教職課程を有する大学として、本学卒業生に対する責任並びに地域社会への貢献を果たすべきであると考え、本学卒業生を優先して教員免許状更新講習を開設することとなりました。

教員免許状更新予備講習が開かれました。

平成20年8月18日(月)~23日(土)の6日間、芦屋大学福山記念館4階Bホールにおいて、「教員免許状更新予備講習」(文部科学省委託事業)が行われました。

平成19年6月に成立した「教育教職員免許法」に沿って、平成21年度から教員免許状更新制が導入されます。

その円滑な実施に向けて文部科学省が進める教職員免許状更新プログラム開発委託事業」に本学の実施計画が採択されました。

来年度からの本格実施を前に、本年度は予備講習という形でしたが、これを受講すれば、10年に1回の免許状更新ができるとあって、予定していた定員を大幅に上回る、全国から約100名の参加者(小・中・高の教員)がありました。

平成21年度「教員免許状更新講習」スタート

平成21年8月18日(火) 9:45~17:10 於:芦屋大学 8号館

本年度より教員免許状更新制度が実施されるのに伴い、芦屋大学では、昨年の予備講習に引き続き、平成21年度の教員免許状更新講習を開講いたしました。

1時間目は、津田徹 准教授(芦屋大学臨床教育学部)による講習。テーマは、「教員としての子ども観、教育観等についての省察」とし、現代の教育について多くの問題提起を行いました。

2・3時間目の講師は新井野久男 准教授(同)。「学校現場の諸問題への対応を考える」をテーマに、不登校やいじめ問題にも言及しながら、事件事故に対する危機管理、マスコミ・クレーム対応などの諸課題について、誰もが客観的に判断・批判できる事例を通して意見交換し、具体的場面においてどのように対応できるかを考えました。

4時間目は、三浦正樹 教授(同)が講師。「子どもの発達に関する課題」をテーマに、今一度子ども達の「育ち」や「学び」について整理し、幼稚園、小学校、中学校、高等学校、どの年代にもあるその年代特有の発達上の課題について考えました。

50名を超える現役教員の受講生の皆さんは、いつもとは逆の立場で、皆真剣に耳を傾けておられました。