技術・情報教員養成専攻 技術・情報教員養成コース

技術・情報教員養成コース

技術・情報教員養成コース

技術・情報教員養成コース

取得可能な
免許状
  • 中学校教諭一種免許(技術)
  • 高等学校教諭一種免許(情報)
    ※上記資格を同時に取得可能
めざす職業
  • 中学校・高等学校教諭

技術科教育兵庫県の私立大学では本学のみ

本コースの技術科教育では、教科に必要な知識として、材料と加工、エネルギー変換、生物育成、情報の4分野に関して基礎からしっかりと学びます。さらに、木材加工や金属加工など専用の実習室を利用した、きめ細かな指導を受けることで高い技能を身につけていきます。3年次よりは知識と技能をさらに深めるとともに、技術科で必要な指導方法や授業設計などを学ぶことで、実践力豊かな技術科教員を育成します。

情報教育

学校現場では、小学校から情報教育が行われ、ICT活用による指導、生徒情報の共有などの校務の情報化という教育の情報化に対応可能な教員が求められます。本コースの情報教育では、教員に必要な情報活用の実践力を高めるとともに情報の加工・表現、プログラミングを中心に学び、情報の科学的な理解を目指します。また、学校現場で教育の情報化を推進し、情報教育のリーダーとなる教員を育成します。

 

他教科では異例の教員採用試験の採用率

中学校の技術科教員免許が取得できる大学が非常に少なく、兵庫県では本学のみ。近畿地方でも数少なく、各自治体の教育委員会より、人材の供給が期待されています。難関と言われる教員採用試験において、全国平均に比べて高い合格率となっており、多くの学生が卒業と同時に教員になる夢を実現しています。
過年度生についても、常勤講師として勤務し、全員が3年以内に正規採用で合格しています。
令和7年度教員採用試験において、中学校技術科の合格率は85.7%を達成しました!

 

■教員採用試験における大学推薦枠(2024年度実績)

教育学部として歴史のある本学では過去の実績が評価され、各地方自治体の教育委員会より大学推薦枠が付与されており、教員採用試験において筆記試験等の一次試験が免除されます。推薦された学生は、面接や模擬授業等の二次試験から受験をすることができます。

推薦枠数20名
大阪府2名、大阪市3名、大阪府豊能地区1名、京都府2名、京都市3名、岡山市2名、広島県1名、香川県1名、長崎県2名、千葉県1名、横浜市1名、川崎市1名
神戸市・堺市 人数制限なし

 

4年間の流れと主要科目

1年次

【技術】資質の探索

【情報】情報・コンピュータの基礎知識を身につける

2年次

【技術】知識と技術の修得

【情報】ネットワーク技術や情報リテラシーを身につける

3年次

【技術】指導力の育成

【情報】マルチメディアやデザイン等の情報に関する応用・知識を習得する

4年次

【技術】実践と挑戦

【情報】情報の発信・分析手法と活用方法を学ぶ

注目の授業

専門演習(ゼミ)情報コミュニケーション

現代のIT社会、グローバル社会において「情報」がどのような役割を成しているのか、幅広い観点で捉えて探究していきます。
人や社会の間でのヒューマン・コミュニケーション、ソーシャル・コミュニケーションなどの多様なコミュニケーション形態の中で行われている、「情報」の発信-受信という関わりについて深く学び考察していきます。さらに、「情報」を扱う上で情報倫理や、中学校(技術科)や高等学校(情報科)での情報モラル教育などの演習をもとに専門知識を学びます。そこからゼミの学生各自が設定した卒業論文のテーマを研究しています。