平成24年度 文部科学省補助金事業

「平成24年度産業界のニーズに対応した教育改善・充実体制整備事業」に於ける『産官学地域協働による人材育成の環境整備と教育の改善・充実』を推進する大阪府立大学を幹事校とする14の大学・短期大学グループの一校として選ばれました。

公式Webサイトはこちら⇒産官学地域恊働による人材育成の環境整備と教育の改善・充実


本学の取り組み 仕事力育成講座

仕事力とは

仕事力は、「基礎能力」「共通能力」「専門能力」の3つに大別できます。

「基礎能力」…一般教養や読み書きそろばんといった基礎学力

「共通能力」…「対人能力」「対情報能力」「対自己能力」から成り立つ能力

「専門能力」…専門知識や技能、各企業固有のスキルなどのこと

特に「共通能力」はすべての職種の社会人にとって重要な能力であり、必要不可欠な能力です。

共通能力とは、「情報活用力」です。

情報活用力を身につけることで、既存の仕事のフレームワークをより使いこなすことができ、経験の少ない若年人材でも能力をフルに発揮できるようになります。

また、枠組みがあることで業務の一般化・効率化ができ、モチベーションアップ につながります。

同時に、自分や相手の伝えたい「情報」を的確に判断できるようになることでコミュニケーション能力の向上につながり、他者と協力して業務ができるようになります。

情報活用力の育成をすることで、個人の能力を、より実務に生かせるようになり、仕事力の向上につながるのです。

企業基礎講座 授業内容

  タイトル 内容
1 実習で学ぶこと グループ活動の練習 全体説明、グループワークの練習。
2 自己分析① ゲームなどで自分を分析整理する。
3 自己分析② 自己分析を自己PRにつなげる。企業が求める自己PRの作成方法。
4 対人関係と他人評価 企業で必要な対人関係パターンを知る。他人評価の大切さを知る。
5 1分間スピーチ 人前で自分を表現。
6 相手を知る・企業を知る 企業について(私企業、公企業、公私混同企業など)。
7 企業を立ち上げよう バーチャル企業を立ち上げる(なぜ社会貢献するか、企業理念、企業名など)。
8 企業の人材確保を考える 企業内での役割分担を決める(社長、人事担当者など)、どんな人材が必要かを企業の立場で考える。
9 会社説明会とエントリーシート 他のグループに対して会社説明会を開催し、応募書類のエントリーシートを作成する。
10 社会人基礎力① 自己管理力、情報収集力、計画力。
11 社会人基礎力② ストレスコントロール力、社会人基礎力のまとめ。
12 コミュニケーションスキル① コミュニケーションの全体構図、第一印象の大切さ、話すスキルを学ぶ。
13 コミュニケーションスキル② 聴くスキル、ビジネスマナーやルール。
14 バーチャルな面接訓練で学ぶ 企業が求めている人材を把握する。
15 評価テスト キーワードを3つ使って、この授業のまとめを自ら作成する。

企画力育成講座 授業内容

  タイトル 内容
1 実習で学ぶこと グループ活動の練習 全体説明、グループワークの練習、レポート作成。
2 考える力 知的生活術。情報収集術(新聞の読み方、読書の仕方、メモの取り方)モノの見方。
3 表現する力 文章の原則。書くことと考えること。情報の捨て方。テーマを決める⇒調べる⇒まとめる⇒発表する
4 発想の転換 逆を考えてみる、やってみる。問題を発見し、深掘りをしてみる。
5 行動力 アイデアメモ・アイデアノート
6 異文化体験 新聞・書店・街での新鮮体験(街の歩き方)。
7 企画のヒント 独りブレインストーミング。情熱と思い込み。ウケるアイデア5原則。
8 コミュニケーションの基礎① コミュニケーションの全体構図、第一印象の大切さ、話すスキルを学ぶ。
9 コミュニケーションの基礎② 聴くスキル、二人を取巻く環境、ビジネスマナーやルール、面接時の留意事項。
10 キャリア新聞の企画討議 企画の基本(キャリア新聞で何を誰に伝えるか、何のために発行するか)。
11 キャリア新聞の編集討議 キャリア新聞の具体的ページ編成を討議。
12 キャリア新聞の記事作成 取材やアンケート集計で具体的な記事を作成。
13 キャリア新聞のデザイン確定 ページ編成、デザイン、記事作成、写真配置などの決定。
14 グループ発表 「この授業を今後の大学生活にどう活かすか」についてグループ討議し発表する。情報を共有化する。
15 評価テスト キーワードを3つ使って、この授業のまとめを自ら作成する。